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新川崎・創造のもり事業概要About Shin-Kawasaki Sozo no Mori

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創造のもり計画について

川崎市では、1999(平成11)年2月に「新川崎・創造のもり計画」を策定し、新川崎・創造のもり地区(D地区)において、産学公民の連携により、21世紀を支える新しい科学技術や産業を創造する研究開発拠点の形成と次代を担う子どもたちが科学・技術への夢を育む場づくりを推進しています。

当地区においては、2000年度(平成12年度)以降、第1期事業として、慶應義塾大学の先導的研究施設「K2(ケイスクエア)タウンキャンパス」、第2期事業として、ベンチャービジネス創出支援施設「かわさき新産業創造センター(KBIC本館)」を開設しました。

KBIC本館の目的

スタートアップ期、アーリーステージの企業育成や企業の新たな事業分野への進出を支援するとともに、基盤技術の高度化を通して地域経済の活性化を図ることを目的として川崎市が施設を設置し、かわさき新産業創造センター共同事業体が運営をしています。KBIC本館には、起業家精神あふれる企業と事業化をめざす大学研究室が入居しています。ベンチャービジネス経験豊富なインキュベーション・マネージャーが密度の高い助言サービスを提供し、入居企業の成長を支援しています。

また、2008(平成20)年9月に「新川崎・創造のもり第3期事業用地土地利用方針」を策定し、優れたものづくり企業が集積している等川崎の産業分野の特徴・強みを活かした、産学公民連携による研究開発拠点の形成を進め、本市の研究開発基盤の強化と産業振興の実現を図るため、第3期事業の第1段階事業として、2012年(平成24年)に「ナノ・マイクロ産学官共同研究施設(NANOBIC)」を開設しました。

次世代のものづくり技術の分野では、製品の小型化、精密化の流れに対応した微小、微細な領域での高い精度の加工、計測等の技術が求められ、マイクロサイズからナノサイズでのものづくり技術が要求されつつあります。

NANOBICでは、ナノ・マイクロテクノロジーに関する基礎研究を産業化に繋げ、我が国経済を牽引するような大きな研究成果を生み出すことを目指し、ナノ・マイクロテクノロジーに関して最先端の研究を推進している慶應義塾大学・早稲田大学・東京工業大学・東京大学からなる「4大学ナノ・マイクロファブリケーションコンソーシアム」や、東京大学社会連携講座(日本アイ・ビーエム株式会社)他、ナノ・マイクロテクノロジーに関連する企業等が入居し、活動を開始しています。

また、2019年(平成31年)1月には、産学連携拠点整備計画の最終段階として、企業、大学のレンタルオフィス、ラボ、会議室や飲食等のアメニティを備えた「産学交流・研究開発施設(AIRBIC)」を開設しました。

これまでの経緯

  1. 平成11年2月 「新川崎・創造のもり計画」の策定
  2. 平成11年2月 「新川崎・創造のもり計画」の推進への協力に関する川崎市と慶應義塾の協定締結
  3. 平成12年7月 【第1期事業】 慶應義塾大学の先導的研究施設「K2タウンキャンパス」の開設
  4. 平成15年1月 【第2期事業】 ベンチャービジネス創出拠点 「かわさき新産業創造センター(KBIC)」の開設
  5. 平成17年1月 新川崎地区・地区計画の策定
  6. 平成20年9月 新川崎・創造のもり第3期事業用地土地利用方針の策定
  7. 平成21年1月 「4大学ナノ・マイクロファブリケーションコンソーシアムと川崎市との連携協力に関する基本合意」締結
  8. 平成21年11月 川崎市と慶應義塾との連携・協力に関する基本協定の締結
  9. 平成22年10月 新川崎・創造のもり第3期事業地区産学官共同研究施設整備基本計画の策定
  10. 平成24年4月 【第3期第1段階事業】 ナノ・マイクロ産学官共同研究施設「NANOBIC」の開設
  11. 平成26年5月 新川崎・創造のもり第3期第2段階事業 産学交流・研究開発施設整備基本計画の策定
  12. 平成31年1月 【第3期第2段階事業】産学交流・研究開発施設「AIRBIC」の開設

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